「アクティブなコミュニケーション授業を創る」指導力向上セミナー 開催報告
2019年3月6日(水)、当社が主催による「『アクティブなコミュニケーション授業を創る』指導力向上セミナー」を愛知県名古屋市の名古屋国際センターにて開催しました。
浜松学院大学 現代コミュニケーション学部 戸田 昭直 教授、
静岡医療科学専門大学校 鈴木 真紀子 氏をお招きしてご講演をいただき、
当日は多数の教育機関関係者の皆様と今後のコミュニケーション教育について考える機会となりました。
第1部 戸田教授ご講演
「AI 導入に伴う、今後の医療現場に求められるコミュニケーション力と、臨地実習で想定される接遇・マナー・コミュニケーションについての事前と事後の自己評価調査報告」
臨地実習の前後に行われたコミュニケーション教育と、それに伴い行ったアンケートの結果から、学生本人のコミュニケーション意識や気づきがどのように変化したか、お話をいただきました。
学生本人の事前・事後アンケートを比較した結果、コミュニケーションや接遇マナーにおける意識、特に「誰のためにコミュニケーションをとるのか」について意識向上が見られた事例を元に、実習前後教育において重視するべき項目をお話いただきました。
第2部 鈴木学科長ご講演
「教育機関におけるコミュニケーション学習の現状と、検定試験の必要性」
鈴木学科長の在籍される静岡医療科学専門大学校におけるコミュニケーション教育事例を共有いただきました。
医学検査学科では、臨床検査技師を目指す学生が多くいらっしゃいますが、医療業界において臨床検査技師は、業務内で比較的コミュニケーションを取る回数が少ない職種であるそうです。鈴木学科長はそんな状況を変えたいと考え、「歌って踊れる検査技師」が育つほど、明るく元気でコミュニケーション能力の高い学生を育てようと実践されました。
第3部 模擬授業(講師:戸田教授)
第3部では戸田教授より、30分程度の模擬授業を実施いただきました。お集まりの皆様に学生役となっていただき、戸田先生が講師として、実際のご指導を想定した模擬授業を実演していただきました。
学生の意見の吸い上げ方、クラス作り、発言の間や引き出し方など、参加者の皆様には参考にしていただけることの多い模擬授業を展開いただきました。
コミュニケーション学習は座学になりやすい分野でもありますが、発声や発話、立ち振る舞いの実演・実践を通し、動きの多い授業を組み立てていらっしゃいました。
参加者の声
今回参加者の皆さまに参加後のアンケートを取ったところ、「セミナー内容は満足のいくものでしたか?」の問に対し、5段階評価のうち平均で4.37ポイントの評価をいただきました。
「満足(5点)」、「概ね満足(4点)」の評価をいただいたのは全体の94.7%にあたり、多くの方にご参考といただける会をご提供できたものと捉えております。
第2部の鈴木学科長のお話を踏まえた、「コミュニケーション教育の評価に検定活用をすることは有用と感じますか?」の問には、「有用」が84.2%、「無用」が5.3%とご回答いただきました。

ご参加者のうち、名古屋情報専門学校 大西 岳司 様からは、
「今回のセミナーには大変満足をいたしました。戸田教授の講演にもあったように、学生にアンケートを取るなどして意識や能力を測りやすく数値化することが、自己認識を高める要素となることに大変関心をもちました。我が校の学生達にはコミュニケーション検定を受験させていますが、前述のように数値化をする上で検定は親和性が高いので、改めて活用の方向を探っていきたいと思います。」
とご意見をいただきました。

また、大原簿記情報医療専門学校 岐阜校 清水 麻美 様からは、
「当校では即戦力になる人材を育てるために、協調力を養う授業や接遇力向上のための学習を行っております。今回、模擬授業を学生の視点で体験させていただいたことで、コミュニケーション力の大切さを改めて知ることができました。専門学校間で指導に関する情報交換をする機会も少ないため、参加者間でも盛り上がりがあったように思います。今後どのように学生に【コミュニケーション】を伝えるべきかを今一度考え、学生指導に活かしたいと思います。」とご意見をいただきました。
「アクティブなコミュニケーション授業を創る」指導力向上セミナー 開催報告
2019年3月6日(水)、当社が主催による「『アクティブなコミュニケーション授業を創る』指導力向上セミナー」を愛知県名古屋市の名古屋国際センターにて開催しました。
浜松学院大学 現代コミュニケーション学部 戸田 昭直 教授、
静岡医療科学専門大学校 鈴木 真紀子 氏をお招きしてご講演をいただき、
当日は多数の教育機関関係者の皆様と今後のコミュニケーション教育について考える機会となりました。
第1部 戸田教授ご講演
「AI 導入に伴う、今後の医療現場に求められるコミュニケーション力と、臨地実習で想定される接遇・マナー・コミュニケーションについての事前と事後の自己評価調査報告」
臨地実習の前後に行われたコミュニケーション教育と、それに伴い行ったアンケートの結果から、学生本人のコミュニケーション意識や気づきがどのように変化したか、お話をいただきました。
学生本人の事前・事後アンケートを比較した結果、コミュニケーションや接遇マナーにおける意識、特に「誰のためにコミュニケーションをとるのか」について意識向上が見られた事例を元に、実習前後教育において重視するべき項目をお話いただきました。
第2部 鈴木学科長ご講演
「教育機関におけるコミュニケーション学習の現状と、検定試験の必要性」
鈴木学科長の在籍される静岡医療科学専門大学校におけるコミュニケーション教育事例を共有いただきました。
医学検査学科では、臨床検査技師を目指す学生が多くいらっしゃいますが、医療業界において臨床検査技師は、業務内で比較的コミュニケーションを取る回数が少ない職種であるそうです。鈴木学科長はそんな状況を変えたいと考え、「歌って踊れる検査技師」が育つほど、明るく元気でコミュニケーション能力の高い学生を育てようと実践されました。
第3部 模擬授業(講師:戸田教授)
第3部では戸田教授より、30分程度の模擬授業を実施いただきました。お集まりの皆様に学生役となっていただき、戸田先生が講師として、実際のご指導を想定した模擬授業を実演していただきました。
学生の意見の吸い上げ方、クラス作り、発言の間や引き出し方など、参加者の皆様には参考にしていただけることの多い模擬授業を展開いただきました。
コミュニケーション学習は座学になりやすい分野でもありますが、発声や発話、立ち振る舞いの実演・実践を通し、動きの多い授業を組み立てていらっしゃいました。
参加者の声
今回参加者の皆さまに参加後のアンケートを取ったところ、「セミナー内容は満足のいくものでしたか?」の問に対し、5段階評価のうち平均で4.37ポイントの評価をいただきました。
「満足(5点)」、「概ね満足(4点)」の評価をいただいたのは全体の94.7%にあたり、多くの方にご参考といただける会をご提供できたものと捉えております。
第2部の鈴木学科長のお話を踏まえた、「コミュニケーション教育の評価に検定活用をすることは有用と感じますか?」の問には、「有用」が84.2%、「無用」が5.3%とご回答いただきました。

ご参加者のうち、名古屋情報専門学校 大西 岳司 様からは、
「今回のセミナーには大変満足をいたしました。戸田教授の講演にもあったように、学生にアンケートを取るなどして意識や能力を測りやすく数値化することが、自己認識を高める要素となることに大変関心をもちました。我が校の学生達にはコミュニケーション検定を受験させていますが、前述のように数値化をする上で検定は親和性が高いので、改めて活用の方向を探っていきたいと思います。」
とご意見をいただきました。

また、大原簿記情報医療専門学校 岐阜校 清水 麻美 様からは、
「当校では即戦力になる人材を育てるために、協調力を養う授業や接遇力向上のための学習を行っております。今回、模擬授業を学生の視点で体験させていただいたことで、コミュニケーション力の大切さを改めて知ることができました。専門学校間で指導に関する情報交換をする機会も少ないため、参加者間でも盛り上がりがあったように思います。今後どのように学生に【コミュニケーション】を伝えるべきかを今一度考え、学生指導に活かしたいと思います。」とご意見をいただきました。